いぬきゅんですU。・ェ・。U
突然ですが、先日ナカイの窓をみたときに思い出したことがあります。
高校生の頃、密かに声真似やアフレコの真似事をして、サイトに自分の音声を投稿したりしていました。
そして「声優になりたい」と思い、専門学校に進むという進路を自分の中で決めかけていたんです。
そんなある日、学校に「進路指導」という名目で公演をしに来た誰だか知らないおっさんがこう言いました。
「○○専門学校(アニメーションや声優の専門)は金だけ取って将来なんで保障されない」
行きたかった学校名を名指しでそんなことを言われて心がポッキリ折れた私は、あっさりと専門学校を諦めて県外の企業に就職しました。
就職先のアルバイトの方で、声優を目指して学校に通っているという方がいました。
その方との出会ったのがきっかけで、忘れかけていた夢を淡く思い出しました。
それはもう、沈みかけて地平線に消えていく夕日の破片のようでした。
私は過去の自分に心底がっかりして後悔しました。
夢を誇れず、恥ずかしがり、ろくに親にも先生にも相談せず、どこから来たかも知らないおっさんの一言で諦めるなんて、と。
自分の中でも将来の保証のない狭き門である声優という職業を選ぶことに不安がなかったわけではないので、きっと全ておっさんのせいにして諦めたかったのかもしれません。
このまま好きでもない仕事に楽しさを無理やり見出して、死ぬまで夢を諦めたまま生きるのか~。
まあでも大半の社会人がきっとそうなんだろうな~。なんてセルフ傷舐め。
おっさんの言った言葉は、真実であり嘘でもありました。
これからいろいろな進路を決めるみなさんに、人間の端くれ of 端くれの私から伝えたいことがあります。
ご存知かとは思いますが、周りの家族や友人や先生がなんと言おうと、誰にでも夢を追いかける権利があります。
そして叶えなきゃいけないのは自分自身です。
家族も先生もおっさんも神様も、他の誰も叶えてくれません。
でも失敗するが怖いですよね。
誰も未来のことはわかりません。失敗するか、成功するかなんて、それこそわからない。
シンプルな話で、やりたいことは熱があるうちやったほうがいい。
やった後悔よりやらなかった後悔の方がくやしい。やりたいことをやって得られる後悔なら損にはなりません。
「やらなかった」後悔は損でしかありません。
ここまで「やれ!やるんだ!」と松岡修造ばりに言ってきましたが、誰しも失敗を恐れない強いメンタルがあるわけではありません。
私にもそんなメンタルはありませんでした。
声優は本当に一握りの人しか仕事にならないと思ってました。
実際そうだと思います。そんな現実を見たらそんなポジティブにはなれないです。
でも一昔前と今は違います。
SNSやインターネットで自分を発信する事で好きなことが仕事になったりする時代です。
これを生かさない手はないですよね。
歌を録って投稿しましょう。
描いたイラストを投稿しましょう。
物語を書いて投稿しましょう。
動画を録ってアップロードしましょう。
投稿できるサイトやアプリはたくさんあります。
少しでも自分の可能性を世界にアピールするだけでチャンスは生まれます。
最後に、夢を大事にしてください。
例え他人がその夢を笑ったり貶したりしても、傷つく必要はないのです。
貶されても笑われても、自分自身が殺さない限り夢は死にはしません。
生かすも殺すも自分次第です。
少しでも自分に可能性を見出したならそれを捨てないで。
真っ直ぐ見据える瞳と強い意志があれば掴めるはずです。
以上、やりたい事はとことんやろうって言う話でした。
無責任なことばかり書き連ねましたが、この記事を読んだ誰か、1人でも、夢を諦めないで追いかけてくれると嬉しいです。
へばな!!
p.s
モチベーションが上がる一曲を紹介します。
UVERworldさんの曲はモチベあげるのに最適です。
(過去の自分に向けた弔いの言葉でもあります)